第11号 平成23年07月 |
第83回通常総会 |
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第83回通常総会は平成23年5月18日唐津市(唐津市民 会館)において、全国より750余名を迎え盛大に開催さ れた。 総会会場の舞台正面には国旗及び協会旗を両袖に、 「東日本大震災被災地の早期復興」「港湾・海岸の復旧と 整備による我が国経済の回復」のスローガンを中央に掲 げ、その実現に向けての総意の高揚が示された。 総会は定刻13時に開会が宣言され、国歌斉唱に続き、 1分間の黙祷の後、三村明夫会長の主催者挨拶、佐賀県 坂井副知事及び唐津市長坂井俊之氏の歓迎の辞があり、 来賓として大畠国土交通大臣(山縣宣彦大臣官房技術参 事官が代読)より祝辞が述べられた。 次に、衆議院議長からの祝電が披露され、続いて国土 交通大臣官房技術参事官山縣宣彦氏より「一般行政報 告」がなされた。また、岩手県久慈市の山内隆文市長が 大震災による津波被害を報告した。 引き続き港湾功労者等の表彰式が行われ、鬼頭理事長 より選考過程につき報告がなされた後、次のとおりそれ ぞれ表彰状、記念品の贈呈式が執り行われた。 さらに、総会において、議案第1号より第7号が報告・ 提案され、原案のとおり承認された。 (敬称略・五十音順) 表彰者総数126名・1団体 ◎北海道港湾協会(7名)
◎東北地区港湾整備促進協議会(9名)
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◎関東地区港湾整備・振興協議会(12名)
日本海北陸地区港湾整備促進連合会(12名)
◎東海地区支部連合会(10名)
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◎近畿港湾協議会(5名)
◎中国地区港湾協議会(7名)
◎四国港湾協議会(7名)
◎九州地区支部連合会(23名)
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◎沖縄県港湾協会(3名)
◎(社)日本埋立浚渫協会(2名)
◎(社)日本海上起重技術協会(4名)
◎(社)日本作業船協会(1名)
◎(社)日本潜水協会(4名)
◎(社)日本マリーナ・ビーチ協会(2名)
◎日本港湾空港建設協会連合会(6名)
◎全国浚渫業協会(3名)
◎港湾技術コンサルタンツ協会(5名)
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◎(社)海洋調査協会(3名)
◎(社)日本港湾協会(2名)
業績名 三大バルク貨物輸送船の大型化に向けた研究 受賞者 国土技術政策総合研究所港湾計画研究室 赤倉康寛、瀬間基広 業績名 直江津港における新構造防波堤の採用 受賞者 北陸地方整備局新潟港湾・空港整備事務所 北陸地方整備局新潟港湾空港技術調査事務所 業績名 国内最先端のエコ・コンテナターミナルの実現 受賞者 博多港ふ頭(株)、福岡市港湾局、 九州地方整備局博多港湾・空港整備事務所 業績名 NPO法人による斬新かつ継続的な地域活性化への取組 受賞者 (@「きれいにしようそうまSEA」の開催) NPO法人きれいにしようそうまSEA実行委員会 (A“港ヒロシマ”魅力発信・賑わい創出) NPO法人瀬戸内里海振興会 業績名 刊行物「江戸前の魚喰いねぇ!」〜豊饒の海東京湾〜 受賞者 磯部雅彦 |
業績名 瀬戸内海首長サミットの開催 受賞者 瀬戸内・海の路ネットワーク推進協議会 業績名 船の祭典2010 受賞者 香川県観光協会会長 梅原利之 業績名 「変貌するアジアの交通・物流」の出版・啓蒙活動 受賞者 黒田勝彦、家田仁、山根隆行 業績名 45ft国際海上コンテナ輸送実験 受賞者 東北国際物流戦略チーム (社)東北経済連合会、東北運輸局 東北地方整備局 業績名 国際航路協会(PIANC)アジア地区125周年記念 事業の実施 受賞者 愛知県、名古屋市、名古屋港管理組合 受賞者 山口 紘 元愛媛県土木部次長 田中拓郎 元福岡県企業局長 |
議案第1号 会費徴収規程の一部改正について
(会費の徴収) 第1条 定款第8条による会費に徴収は、本規程の定 めるところによる。 (会 費) 第2条 会員の会費は別表1及び別表2(略)の通り とする。ただし、別表の各等級に該当する会員で特別 の理由がある場合は会長の承認を得て、各等級若しく は口数の変更することができる。 (会費の納入) 第3条 会費は、毎年当該年度分を6月末日までに納入 しなければならない。ただし、特別の事情があるときは、 会長の承認を得て、年2回に分納することができる。 2.事業年度開始後6ヶ月を経過して入会が承認さ れた場合は、所定の会費の半額を加入した月の末日 迄に納入するものとする。 (会費の免除) 第4条 特別会員は、会費を免除する。 2.激甚な災害により被災した会員については、理 事会の承認を得て当該年度会費の減免、若しくは次 年度会費の減免を行うことができる。 附則 この規程は、東日本大震災(平成23年3月11日発生) から適用する。 議案第2号 役員人事等について<略> 議案第3号 平成22年度事業報告及び収支決算報告 について〈略〉 議案第4号 平成23年度事業計画および収支予算 (案)について〈略〉 |
議案第5号 第82回通常総会付議事項経過報告 第82回通常総会においては、 1.国際バルク戦略港湾政策の強力な推進及び国から の支援(提案者 北海道釧路市) 2.命を守るための港湾整備の必要性を訴える(同 岩手県久慈市) 3.埠頭公社の民営化及び広域集荷対策に係る支援 (同 (財)大阪港埠頭公社、(財)神戸港埠頭公社) 4.アジアシームレス・グリーン物流の促進(同 福 岡県福岡市) 5.地方港湾の整備予算の拡充(同 熊本県苓北町) の5つの議案が会員から提案された。 これらの要望については、総会の議案となったこと により広く関係者の認識する所となり、さらに平成22 年10月に開催された「港湾を考える全国集会」を受け た港湾の整備・振興に関する「決議」にもその趣旨が 盛り込まれた。この結果、平成23年度港湾関係予算の 主要施策に見られるように、その内容は国土交通省の 政策に反映されたと考えている。 |
議案第6号 会員提出議案について 会員提出議案として以下の提案があった。 1 地方港湾にも目を向けた港湾政策の推進 (提案者)北海道天塩町 (提案理由)
2 耐震強化岸壁等の整備の推進 (提案者)愛知県豊橋市 (提案理由)
3 日本海側拠点港湾の選定及び重点的な整備の推進 (提案者)福井県敦賀市 (提案理由)
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4 国際コンテナ戦略港湾の実現に向けた港湾政策の推進 (提案者)神戸港埠頭株式会社、大阪港埠頭株式会社 (提案理由)
5 国際バルク戦略港湾への選定及び重点的な整備の推進 (提案者)山口県周南市 (提案理由)
6 発生確率の高い地域における港湾の大規模地震対策 の推進 (提案者)高知県高知市、高知県須崎市、高知県宿毛市 (提案理由)
7 産業の国際競争力の強化と臨海部企業を守るための 対策 (提案者)福岡県苅田町 (提案理由)
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8 離島における港湾整備(フェリーターミナル)の推進 (提案者)沖縄県久米島町 (提案理由)
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